山梨交通株式会社の車両概要

 

 このページでは、山梨交通株式会社の在籍車両について見ていきたいと思います。

山梨交通株式会社の車両は、一般乗合用大型車43台・一般乗合用中型車99台・一般乗合用小型車2台・高速乗合用大型車31台・大型貸切車37台・中型貸切車4台・小型貸切車14台の合計230台が在籍、かつて所属していた国際興業グループの中に『北海道いすゞ自動車』がある関係で一部を除きいすゞ車が占めています。また、「2020東京オリンピック・パラリンピック」開催に合わせた特別ナンバーを取得した車両が登場しています。

一般乗合車は、山梨県が提唱する『山梨幸住県構想』や『環境首都山梨構想』に呼応し、民間初のリフト付バスやCNG(圧縮天然ガス)を燃料とするバスの導入が進められてきました。CNGバスの導入に関しては、県の補助制度が充実していたこともあり富士急グループと共に先進的な事業者と言われてきました。CNGボンベの耐用年数が製造から15年と決められており代替が進められていますが、2018(平成30)年1月現在8台が活躍しております。また、廃車発生品を利用したLED行先表示仕様に改造される在来移籍車が誕生するなど、車種の豊富さも大きな特徴になっています。

移籍車は、国際興業・京王グループ・江ノ電バス・川崎市交通局・茨城急行自動車等が在籍しております。また、CNGノンステップバスが国際興業より10台移籍し一大勢力になりましたが、順次廃車され、2018(平成30)年1月までに姿を消しています。

2001(平成13)年以降、車両の低床化と車体の全面や後面を使用した広告車(ラッピングバス)の導入を進めており、2019(令和元)年5月現在で移籍車両を含めノンステップバス29台とワンステップバス57台が山梨・静岡の各営業所管内路線で、コミュニティバスの車両を含む43台のラッピングバスが山梨の営業所管内路線で活躍しています。

高速乗合車は、昼行路線にハイデッカ−・スーパーハイデッカーのガーラや特別化粧室仕様の36・40人乗りガーラハイデッカーが、夜行路線にはハイデッカー・スーパーハイデッカーのガーラやセレガがそれぞれ使用され、移籍車の導入も進んでいます。2003年(平成15)年以降は、淡路交通からガーラが相次ぎ移籍、2017(平成29)年8月現在で13台を数える一大勢力に成長しました。また、車体の後面を利用した広告車(ラッピングバス)も2018(令和01)年8月現在で14台在籍しています。

貸切車は、ハイデッカ−・スーパーハイデッカー・グレースハイデッカーのガ−ラを中心に、セレガFSスーパーミドルデッカー・ハイデッカーや国際興業・三重交通等からの移籍車等に加え、増加している学校や企業の送迎バス仕業に対応すべく、一般乗合・高速乗合からの用途変更車やマイクロバス等の中・小型車の在籍が増えております。さらに、静岡営業所の一部車両にはご当地ナンバーである「富士山ナンバー」が採用されています。(※お断り:近年、特定企業の送迎や自治体のコミュニティバスとして、「一般乗合車」から用途変更した「貸切車」が発生しております。山梨交通本社と考えた方が異なりますが、『ぽっぽ』のページでは「一般乗合車」として扱いますので予めご了承ください。)

それでは、具体的に見ていきましょう。車両画像は、管理人@ぽっぽの他、当HPリンク先であった祈祷院真須美様やMIYAKO様、とのとの様、いと様、しば漬け様、とらねこ様、さいちゃん様撮影の物があります。この場を借りて厚く御礼申し上げます。尚、在籍車両は2019(令和元)年8月3日現在のものです。

一般乗合大型車

一般乗合中型車<その1>

一般乗合中型車<その2>

高速乗合車

貸切車<その1>

貸切車<その2>

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